(1)冬の自然勉強会 伊達市にてイタンキの活動を紹介(1月25日)
(2)写真パネル展(室蘭市市民活動センター 2月3日〜14日)
室蘭市海岸町の室蘭市市民活動センターで、ビオトープの花や虫などの写真パネル約50点を展示しました。冬のさなかにも自然を楽しめたこの展示は、イベントごとの少ない時期ということもあり、北海道新聞、室蘭民報をはじめとした新聞各社やNHKでとりあげられ、たくさんの来館者にご覧いただきました。展示をご覧になった方からは「ビオトープの存在は報道などで知っていても、実際に行ったことはなかった。想像以上に豊かな自然がイタンキにあるのですね」などの驚きの声や、熱心にメモをとる姿も見られ、この展示をきっかけにビオトープの会員になられた方もいらっしゃいました。(会員)
(3)室蘭工業大学「国際シンポジューム」市民ポスター参加(3月10日)
(4)春の清掃(3月15日) 雪解けを待って
(5)植樹会(4月19日)
(6)ホタル観察会(月例会終了後 7月14日)
(7)植樹後の手入れ(7月19日)
(8)現地視察・秋山記念生命科学振興財団(7月25日)
小雨の天候でしたが、この夜はヘイケボタルが6光観察されました。
(9)室蘭工業大学『身近な自然に環境を学ぼう』(8月8日〜9日)
小学校高学年〜中学生12名が参加しました。裸足になって池の中をぐんぐん進みながら網を振るう子、水際の一箇所を丁寧に調べる子、それぞれ思い思いの方法で採集調査を行っていました。皆、次々と採集した生物を観察用の水槽に持込み、わからない生物がいるとさかんに名前や生態を質問していました。彼らの行動力のおかげで、未確認だったニホンアマガエルの繁殖(オタマジャクシを採集)や、ハイイロゲンゴロウの生息が確認されました。(他に採集された生物:ギンヤンマ、シオカラトンボ、トンボのヤゴ数種、トゲウオ、ミズカマキリ、ガムシの幼虫、エゾアカガエルのオタマジャクシなど)調査終了後はイタンキ浜に下りての楽しい昼食となりました。(会員)
(10)写真パネル展(丸井今井 8月12日〜17日)
(11)自然観察会・ニトリ北海道応援基金の現地視察(8月16日)
(12)自然体験学習 絵鞆小学校4年生48名(9月17日)
(13)自然体験学習 高砂小学校5年生39名(9月29日)
(14)視察・全道工業高校教育研究協議会(10月2日)
(15)市民活動ミュージアム(丸井今井10月3日〜4日)
(16)写真パネル展(室蘭市市民活動センター10月5日〜24日)
(17)功労者表彰を受ける(10月20日)
北海道地域活動振興協会より、子ども達の健全な成長を目的とした「獲物のあるビオトープ」づくりの活動に対して表彰を受ける。
(18)講演会(10月25日)
札幌市立大学 矢部和夫教授の講演会を行う。共催の胆振総合振興局(北海道胆振支庁)は1階ロビーにて地球温暖化の仕組みや生物多様性についてのパネル展示をおこなった。
(受講者の感想)講演は「生物多様性とは」というところから始まった。種類が多いかどうか、池、川、森、草原の生態系は、お互いに利益があるものが共生するだけではなく、「食う食われる」の競争者が一緒に様々に関係しあいながら共存している状態と話された。
今、絶滅の危機にある種が、日本で2,000種もレッドリストにあげられていること、有害な外来種としてアライグマやブラックバスなどが、ブルーリストと呼ばれ、それらは、一度入り込むと駆除のしようがないことなどを知った。専門的な分野からの活動もあるが、カマキリやキリギリスが突然いなくなるのはいやだという思いからの活動もあっていいとの言葉に励まされた。
その後、具体的な平岡公園とキウシト湿原の取り組みについて話された。平岡公園は、札幌市公園緑化協会が主導し、市民グループが協力すると言う形で、専門的な調査に基づき、植物の導入なども事業として行われている。環境条件、植物の生育状況の変化の様子を聞き、植物の世界の法則や不思議を感じさせられた。イタンキビオトープの生き物たちの様子を、もっとよく見て、自然の姿から多くを学びたいと思ったことだった。
(19)現地視察・日野自動車グリーンファンド(12月3日)
Copyright © Specified Nonprofit Corporation Biotop Itanki, All rights reserved.