(1)植樹(しょくじゅ)会(かい)(4月13日)
　3月に造成(ぞうせい)した海側(うみがわ)の盛土(もりど)部分(ぶぶん)にカシワなどを植樹(しょくじゅ)しました。固(かた)い土にほんの30cmを掘(ほ)るのにも苦労(くろう)しましたが、たくさんの方(た)が参加(さんか)され、掘(ほ)る人・植(う)える人・水をあげる人と役割(やくわり)分担(ぶんたん)ができ、作業(さぎょう)は予想(よそう)よりも速(はや)く進(すす)んだ気(き)がします。一緒(いっしょ)に穴(あな)を掘(ほ)ってくれた夫(おっと)は、自分(じぶん)が参加(さんか)したことで愛着(あいちゃく)がわいたのかその後(ご)も時(とき)折(おり)ビオトープまで見(み)に行(い)って、その移(うつ)り変(か)わりや植物(しょくぶつ)がたくましく育(そだ)っている様子(ようす)を教(おし)えてくれます。どちらが会員(かいいん)なのかわかりません(笑(わらい))。植樹(しょくじゅ)した木々が育(そだ)てば、潮風(しおかぜ)を和らげ、生(い)き物(もの)たちが暮(く)らしやすくなるとのこと。今後(こんご)の変化(へんか)が楽(たの)しみです。(会員(かいいん))

(2)おたまじゃくし放流(ほうりゅう)会(かい)(4月27日)
　私(わたし)かビオトープづくりに初(はじ)めて参加(さんか)したのは小学(しょうがく)2年(ねん)くらいの時(とき)でした。上の池(いけ)からまだ小さかった下の池(いけ)にオタマジャクシやトミヨやザリガニを連(つ)れていきました。本当(ほんとう)にここに新(あたら)しく虫(むし)や魚(さかな)やカエル達(たち)が住(す)みつくのかとても不安(ふあん)でした。無理(むり)かもしれないと思(おも)っていました。でも去年(きょねん)の夏(なつ)お母(かあ)さんと行(い)ってみた時(とき)その池(いけ)を住(す)みかにしている生(い)き物(もの)達(たち)を見(み)てとても感動(かんどう)しました。私達(わたしたち)(わたしたち)のしたことで生(い)き物(もの)達(たち)の家(いえ)ができたんだと思(おも)ってとてもうれしかったです。これからもたくさんの動物(どうぶつ)達(たち)が暮(く)らすビオトープをつくっていきたいと思(おも)います。(海陽(かいよう)小(しょう)学校(がっこう)6年(ねん)　楓(かえで)さん)

　4月にオタマジャクシなどを人工(じんこう)池(いけ)に放流(ほうりゅう)する行事(ぎょうじ)に初(はじ)めて参加(さんか)したのがきっかけで私(わたし)はビオトープと関(かか)わりました。私(わたし)は11歳(さい)になって初(はじ)めてカエルとオタマジャクシをつかまえ触(さわ)りました。友達(ともだち)のかえちやんにカエルを渡(わた)された時(とき)に、私(わたし)は一瞬(いっしゅん)固(かたま)まりましたが、カエルを受(う)け取(と)りました。でも、手のひらでゲコゲコしたので、おどろいてカエルを池(いけ)に落(お)としてしまいました。それからは、カエルをつかまえるので必死(ひっし)でした。上の池(いけ)でつかまえたオタマジャクシを、下の人工(じんこう)池(いけ)に放(はな)しました。カメラを持(も)ったNHK(えぬえいちけー)取材(しゅざい)の方(かた)が来(き)ていました。私(わたし)はテレビに映(うつ)りました。今年(ことし)は行(い)けなかったけれど、来年(らいねん)はホタルを見(み)に行(い)きたいです。(海陽(かいよう)小(しょう)学校(がっこう)6年(ねん)　ちはるさん)

(3)室蘭(むろらん)工業(こうぎょう)大学(だいがく)　いぶり環境(かんきょう)フォーラム(6月14日〜15日)
　僕(ぼく)は「獲物(えもの)のあるビオトープに網(あみ)を持(も)って出(で)かけよう」に参加(さんか)しました。ビオトープには大きな水たまりがあり、周(まわ)りには色々(いろいろ)な草(くさ)が生(は)えていました。虫(むし)ぐらいはいるだろうと思(おも)ったけれど、水が濁(にご)っていて水生(すいせい)生物(せいぶつ)がいるのかなと思(おも)いました。しかし池(いけ)に網(あみ)を入れてみるとトミヨという魚(さかな)やヤゴ・エビなど色々(いろいろ)な水生(すいせい)生物(せいぶつ)がとれました。3年(ねん)でこんなにたくさんの水生(すいせい)生物(せいぶつ)や植物(しょくぶつ)が生息(せいそく)できるようになるということは、自然(しぜん)の再生(さいせい)力はすごいと思(おも)いました。
　僕(ぼく)は家(いえ)で飼(か)っていたエゾサンショウウオの子供を放(はな)してきました。そのサンショウウオがビオトープの生物(せいぶつ)の仲間(なかま)入(い)りをして、子孫(しそん)を残(のこ)し食物(しょくもつ)連鎖(れんさ)の仕組(しく)みに入(はい)ってくれればいいなと思(おも)いました。(白鳥(はくちょう)台(だい)小(しょう)学校(がっこう)6年(ねん)　雄一朗(ゆういちろう)くん)

(4)写真(しゃしん)パネル展(てん)(市民(しみん)活動(かつどう)センター　7月1日〜12日)

(5)ホタル観察(かんさつ)会(かい)(7月29日)

(6)夏(なつ)休(やす)み自然(しぜん)観察(かんさつ)会(かい)・トンボ捕(と)り(8月10日)
　良(よ)く晴(はれ)れたこの日、手に手に虫(むし)取(と)り網(あみ)や虫(むし)かごを持(も)って集(あつ)まったのは30名(めい)ほど。最初(さいしょ)はただ闇雲(やみくも)に網(あみ)を振り下ろすだけの子が多(おお)く、また、網(あみ)に入ったトンボを触(さわ)れない子がいたり、引きちぎってしまう子がいたりで驚(おどろ)かされました。水草(みずくさ)の中に網(あみ)を入れるとヤゴやトミヨ、新(あたら)しい池(いけ)ではミズカマキリがかかり、参加(さんか)者(しゃ)はスタッフの説明(せつめい)を聞(き)いたり、図鑑(ずかん)と見比(みくら)べてトンボの名前(なまえ)の調(しら)べ方(かた)を教わって感動(かんどう)の声(こえ)を上(あ)げるなど、小さな勉強(べんきょう)会(かい)が開(ひら)かれたりして、昔(むかし)の腕白(わんぱく)小僧(こぞう)もおてんば娘(むすめ)も一緒(いっしょ)に日焼(ひやけ)けを気(き)にしながら童心(どうしん)に帰(かえ)った一日でした。(会員(かいいん))

(7)写真(しゃしん)パネル展(てん)(丸(まる)井(い)今(いま)井(い)　8月13日〜18日)

(8)自然(しぜん)観察(かんさつ)会(かい)(とむそーやくらぶ　8月17日)
　NPO(えぬぴーおー)法人(ほうじん)とむそーやくらぶの子ども達(たち)18名(めい)が参加(さんか)しての観察(かんさつ)会(かい)。他(ほか)にワニワニクラブから3名(めい)。子ども達(たち)は虫(むし)取(と)り網(あみ)を手に池(いけ)の周(まわ)りを走(はし)り、池(いけ)の中を歩(ある)きながら、ギンヤンマ、アカネの仲間(なかま)などのトンボやミズカマキリ、トミヨなどの水の中の生物(せいぶつ)を捕獲(ほかく)してその種類(しゅるい)を確認(かくにん)し、ビオトープに戻(もど)していました。
　助成(じょせい)を受(う)けているニトリ北海道(ほっかいどう)応援(おうえん)基金(ききん)の現地(げんち)視察(しさつ)もあわせて行(おこな)われました。(会員(かいいん))

(9)自然(しぜん)体験(たいけん)学習(がくしゅう)(絵鞆(えとも)小(しょう)学校(がっこう)4年生(ねんせい)61名(めい)　9月30日)

(10)市民(しみん)活動(かつどう)ミュージアム(丸(まる)井(い)今(いま)井(い)　10月5日〜6日)

(11)総合(そうごう)学習(がくしゅう)ビオトープ(海陽(かいよう)小(しょう)学校(がっこう)3年生(ねんせい)　11月5日)

(12)観察(かんさつ)会(かい)・ペトトル川にて(11月15日)
　ビオトープのおじさんたちと、石川町(いしかわちょう)のぺトトル川にエビとりに行きました。車(くるま)からおりてわたしが「くうきがおいしいね」といったら、おかあさんが「そうだね」といってくれました。川にいくとちゅうに、しかのあしあとをみつけました。くっきりじめんにかたちがついていました。
　川についてあみをいれると、おじさんたちのあみに、ニジマスとヤマベがはいりました。そっくりだったけど、ニジマスはせびれにてんがついていました。かんさつしてから川ににがしました。
　エビをとってさいしょはさわれなかったけど、だんだんさわれるようになって、さいごはドジョウとヤマベもさわれるようになりました。とてもうれしかったです。サケがしっぽで石をいっしょうけんめいどけていました。「がんばれ」といいました。(海陽(かいよう)小(しょう)学校(がっこう)1年(ねん)　えりさん)

(13）総合(そうごう)学習(がくしゅう)ビオトープ　星蘭(せいらん)中学(ちゅうがく)1年生(ねんせい)(12月4日)