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毎月第2火曜日の18時30分から「ぷらっとてついち」集会室で例会を開催しています。
直訳すると「生き物 - 島・楽園」
もともと生物学、生態学の用語ですが、「再生された自然」を意味する言葉として一般化しました。実際には、水槽に野生の水草を入れて小魚や水生昆虫を放したレベルのものから、学校のトンボ池や、研究者の本格的な自然再生実験まで、広い意味に使われています。
「イタンキ」はアイヌ語で「おわん」を意味します。
汁ものを入れる「おわん」です。6cmほどの巻貝ツメタガイは産卵のとき砂粒を粘液で固めて「おわん型」の
天然の良港として知られる室蘭の地形は大変特徴的です。その半島の外側は、太平洋に面して百メートル前後の断崖絶壁が連なり、半島の付け根部分は平坦で湿原が広がっていました。内湾に面しては干潟と湿地がめぐり、火山性の小山の間を源とする小さな沢が幾筋も湾に注ぎ込み、かつては白鳥湾とも呼ばれていました。
現在、これら内湾に面した平地は、すべて港湾、工場、商店街などになり、住宅が沢筋を登っています。小さな流れは
断崖絶壁にハヤブサが営巣し、内浦湾にはイルカが回遊するなど「室蘭は自然がゆたか」とも言われます。しかし、子ども達の指にじかに触れることのできる身近な自然が失われてしまっているのが室蘭の実態です。
NPO法人 ビオトープ・イタンキ in 室蘭(以下ビオトープ・イタンキ)では「ホタル再び、人にやさしい街・室蘭」を合い言葉に北海道室蘭市でふる里の自然を再生してビオトープ作りを進めています。原始のままの海岸線、鳴り砂の浜に続く草原の一角に、今は失われてしまった湿地を復元し、子供たちが生き物と触れ合える場「獲物のあるビオトープ」の再生を目指し、在来の生態系を維持しています。
絶対に、メダカや観賞魚を放流しないで下さい。
活動のスタートは1998年まで遡ります。2002年にはビオトープ・イタンキの会が発足、2005年にNPO法人登記を行いました。2006年からは予定地での造成が可能となり、年々着実に造成を重ねて2011年春までの工事で、およそ2,000m2の水域造成を完了することができました。
ビオトープ・イタンキでは、毎月第2火曜日の18時30分から「ぷらっとてついち」集会室で定例会を開催しています。また定例会の次の日曜日は活動日となっており、ビオトープ・イタンキで保全活動や観察会を行っています。
○ 室蘭市ビオトープ憲章
○ ビオトープのしくみとはたらき
○ 活動の始まり
○ ビオトープの造成
○ 自然の復元と回復のようす
○ ビオトープ・イタンキ周辺地図
○ 過去の活動報告
○ 今年の活動報告
○ 協力企業・協力団体
○ あとがき
この「 」で、ビオトープ・イタンキの活動報告や予定をご案内しています。ビオトープ・イタンキについての最新情報はこちらの掲示板をご覧下さい。また、ビオトープ・イタンキに関して、皆さまからのご意見、ご感想、ご質問の投稿も心よりお待ちしております。
ビオトープ・イタンキでは、子ども会、学校、各種サークルによる自然観察会を受け付けています。観察会だけでなく水生生物や昆虫などの飼育指導も実施可能です。自然体験学習や観察ガイドを希望される場合は
までお気軽にご相談下さい。
ふる里の自然を再生して「獲物のあるビオトープ」づくりを進め、子ども達の自然体験をサポートする活動に参加しませんか。年会費1,000円と時間と汗で、自然に対する知識と、自然を愛する心優しい仲間を手に入れませんか。賛助会員、法人会員なども募集しています。ご入会・ご協力をお待ちしています。
入会申し込みや入会に関するお問い合わせは までお願いします。
また、ビオトープ・イタンキに関するその他のお問い合わせも上記アドレス宛にお願いします。
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